[雑誌]韓国ドラマ通信spring
ヒョンビン Interview
*** この作品は僕にとって一つの挑戦 ***
童話『雪の女王』でカイは雪の女王の捕虜になる。彼の心臓と
目に刺さった氷の破片が取れるまで、カイの心はずっと凍りついたままでいた。
やがてゲルダが彼を訪ねてきて熱い涙を流すまでは・・・
ドラマ『雪の女王』の撮影現場で会ったヒョンビンは、
氷の監獄から抜け出したばかりのように爽やかな顔をしていた。
彼のゲルダ、ソン・ユリが優しく微笑んでいたからかもしれない。
彼の口元も穏やかにほころんでいた。
両極端なキャラクターでバランスが難しかった
ーこのドラマで演技力に磨きがかかったと評価されていますが、
以前と変わったことはありますか。
僕にとって、『雪の女王』は本当に大切な作品になりました。
この作品は最初からちょっと違う感じがして、僕にとって一つの挑戦に
なるだろうと思っていたんです。脚本を読んで、役柄について説明を
聞いたとき、「この作品で僕の演技が評価されたら、多くのことを
得られるに違いない。でも、厳しい評価が下されたら、
多くを諦めなくてはいけない」って、そんなふうに思いました。
”多く”っていうのは、もちろん金銭的なことや物じゃありません。
なんというか、俳優としての自信みたいなものですね。
ー俳優としての自信?それは十分あるように見えますが。
僕が思うに、俳優ヒョンビンはまだ多彩な演技スタイルを
持ち合わせてはいません。『私の名前はキム・サムスン』や
『アイルランド』などドラマに出て名前は知られるようになりましたが、
まだまだ足りないところが多いです。だから、ハン・テウンというキャラクターを
演じるためには、これまでのヒョンビンというイメージから脱皮
しなくてはいけないと思いました。
幸いな事に今のところ評判がよくて、おかげで俳優としての
自信も少しはついたような気がします。
ードラマの視聴率が思いのほか伸びなくて、不安はありませんでしたか。
視聴率の事は気にしなかったですね。同じ時間帯の『朱蒙』の
視聴率が40%を超えているいう厳しい状況でスタート
したので、最初から視聴率は期待しませんでした。
ーより多くの人に観てほしいという気持ちもあったのでは?
実は製作発表のとき、「再放送でもネット視聴でもいいので、
ぜひ観てください」と言ったんです。このドラマが面白くない
という理由で観てもらえないのなら仕方ありませんが、
どんなドラマかもわからずに観てもらえないんじゃ悔しいですから。
あまり多くの人に観てもらえなかったのは、やっぱり残念です。
-でも、『雪の女王』がいいドラマだということは、
多くの人が知っていますよ。
イ・ヒョンミン監督の演出はすばらしかったですね。
イ監督のセンスは本当にすばらしいと思います。
俳優の感情をうまく引き出してくださるんですよ。
まるで友達のように現場でいろんな話をしてくださって、
本当に助かりました。ドラマの監督というと、権威的なスタイルが
多いというイメージですが、イ監督は違いましたね。
本当に、友達みたいなんです。「こういう状況のときは、
どんなふうに演じたいですか」って、そのシーンに対する僕の
意見を必ず聞いてくださいました。
テウンとドゥックを別人だと思って演じた
-「ハン・テウンはドラマの中でも珍しく生真面目な
キャラクターだったけれど、ヒョンビンはそれを見事に演じ切った」と
イ・ミョンヒン監督がほめていました。
あなたの事を澄んだ心の持ち主で、性格のいい俳優とも言っていましたよ。
それは光栄です。本当は、テウンも言いたいことは割りと
言うほうだったんですけどね。何と言うか、いい人というより
我慢強い人と言ったほうがいいでしょうか。
-テウンとドゥック、二人の性格が違いすぎて、
演じるのが大変だったのではないですか?
まさにその部分が、撮影当初からの心配でした。
はたして僕にちゃんと演じることができるんだろうかと、悩みに悩みました。
-その結果は?
テウンとドゥックを全く別人だと考えて表現しようと思いました。
悩んだ末に、二人のキャラクターのポイントをつかんで
演じることにしたんです。テウンは純粋で数学が好きな少年、
ドゥックは男らしくてボクシングが好きで忍耐強い人、
そんなふうにイメージを決めて演じました。
-テウンは天才少年でしたが、難しい数学の公式を
スラスラ言うのは楽ではなかったでしょう?
丸暗記です!とにかく暗記しました。覚えるだけで精一杯で、
意味を理解するまではとても無理でした(笑)。
口から自然に出るまで、ひたすら暗記しましたね。少しでも噛んだり、
台詞のテンポが遅れたりすると、観ている人が退屈に
思ってしまう可能性もありますから。
-テウンとドゥックの共通点はボラを愛しているということですが、
ボラ役のソン・ユリさんとの相性はどうでしたか。彼女はドラマが
始まったばかりの頃、その演技力が話題に上がったりしましたが。
僕は、全ての人を満足させられる俳優なんていないと思うんです。
だから、ソン・ユリさんの演技だって全員が満足できる
わけじゃないでしょう。でも、かなりの人が彼女の演技を気に
入っていると思いますよ。もちろん、僕自身もその中の一人です。
-ソン・ユリさんと息の合った演技ができましたか。
最初は難しかったですね。彼女は歌手出身なので外交的な
性格だろうと勝手に思っていたんですけど、いざ会ってみたら
すごくおとなしい人だったんです。僕もあまり社交的とは
言えないほうですが、僕よりも人見知りが激しくて大変でした。
-でも、きょうの撮影現場ではとてもお似合いの二人でしたよ。
これまでずっと一緒に演じてきたからでしょうね(笑)。
早く30歳になりたい俳優ヒョンビン
-25歳という年齢でスターという仲間入りを
果たしたわけですが、俳優という職業をどう思いますか。
チャン・ドンゴン先輩から多くのことを学びました。
一緒にいるだけでも得ることが多いんです。先輩は今、
最高の地位にいるのに本当に謙虚なんですよ。
チャン・ドンゴン先輩のようになりたいと本気で思ってます。
-俳優として今、望んでいることはありますか。
とにかく、たくさん経験を積みたいですネ。今は、
早く30歳になりたいと思ってます。年を重ねると、それだけ多くの事を
経験できますから。その経験をもとに、さまざまなキャラクターを演じることが夢です。
-次に演じたいキャラクターは?
二重人格者!映画『真実の行方』のエドワード・ノートンの
ような演技がしてみたいですね。
-サスペンス映画にも挑戦してみたいですか?
そうですね、サスペンス映画は本当にやってみたいですね。
でも、まずは僕をキャスティングしてくれる人がいないと(笑)。
誰か僕を使ってくれないでしょうか・・・
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お正月の頃にムービーウィークに掲載された文章も、日本語で訳された
状態で復習してみると、とても意味ある日々を過ごしてなんでも吸収
している事が改めてわかるね・・・
今、BS JAPANで雪の女王も3話まで視聴されたが、本当に日本でも
好評を得ているようですね。。。サムスンとは別の姿に変身したビニの演技が
かっこいいし、ストーリーも展開が早くて見やすいと。
財閥2世じゃないヒョンビンの演技も悪くない・・・そう言われました!







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